小屋づくり

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先日母の家に泊まった時の朝。
10時くらいに叩き起こされて

「さぁ、小屋を作るぞ」

と母に言われ、寝ぼけ眼で外に出ると組みかの鉄でできた棒が置いてあり
これで農作業用の道具のビニール小屋を作るらしい、
と、早速何組か合体させて枠組みを作ろうと二人でせっせと鉄棒を運んで長さを測ると

「でかいな」

と母、まさか
まさかまさか、

そう、完全にノープランだったのだ。
折角持ってきた鉄棒は即いらないものになったので庭の端へ。

代わりに庭の端に置いてあった木材の廃材でインスタント小屋を作ることに、
何個か組み合わせて試行錯誤、気がついたらさっきまで12時だったのにもう15時だよ。
時が経つのは早いものだ。
やっとのおもいで出来た、今にも倒れそうで、見事な掘っ立て小屋はトリックアートかと思うくらい歪んでいた。
うーん、今まで建築というものにそれほど関心はなかったのだけど、実際やってみると結構たのしい。

石作りの家とか結構好きなんだけど、あんなもんやり始めたらキリがないので
いつかこの規模の掘っ立て小屋をまた作りたいものだ。

今回この掘っ立て小屋を作ってて思い出したことが一つある。
たしか幼稚園の時の遠足で、友達と遊んびながら歩いていたら
一軒の掘っ立て小屋があった。それは薪を一時的に置いておくものだったのだが
その小屋もまたボロい。とにかくボロい。

友達はキャッキャしながらその小屋の柱をなぜか蹴って遊んでいて
ガシャーんと音がした時にはもう遅かった。
小屋は崩壊、薪は散乱、友達は目の前で起きた事件が把握できず泣き喚き。
後ろにいたその子の親からは怒号が飛び交い。
でかい音にびっくりした小屋の持ち主は、自分のボロい小屋が更にボロくなってるとこに気づきこれまた怒号。

平和で飽食な日本で暮らしている子供では中々味わえない地獄絵図っぷりに
僕も子供ながら

「ああ、いくらボロい小屋でも勝手に破壊しちゃいけないんだな」

と、身を削って教えてくれた友達に感謝するのであった。

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